2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
第三は、地球環境問題です。 いま、地球温暖化が大問題となっていますが、その原因が資本主義の経済活動にあることは、いまやだれも否定できないことです。 世界の科学者の知見を結集した国連IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、地球温暖化を、「…
ソ連崩壊後の世界情勢を全面的に分析すれば、二十世紀に起こった植民地体制の崩壊など世界の構造変化によって、世界の力関係が大きく前向きに変化していること、そのもとでアメリカの評価も事実にもとづいてリアルにとらえる立場をさらに発展させなければな…
ソ連が崩壊したときに、アメリカがどれだけ勝ち誇ったか。一つの歴史的文書を紹介します。ブッシュ大統領――お父さんの方のブッシュ大統領が、ソ連崩壊直後の一九九二年一月に米国議会でおこなった一般教書演説です。そこでブッシュ大統領は次のようにのべた。…
財源――ムダをなくし、不公平税制の是正などで、国民のくらしをささえる財源を確保する あらゆるムダにメスを入れる…ダム、港湾などの大型開発や、政党による税金分け取りの政党助成金(320億円)など、あらゆるムダにメスを入れます。年間約5兆円にのぼ…
自民党新総裁選出 麻生氏で行き詰まり深く -------------------------------------------------------------------------------- 福田康夫首相の政権投げ出しを受けた自民党総裁選挙で、麻生太郎幹事長が新しい総裁に選出されました。二十四日から始まる臨時…
アメリカの大手投資銀行のリーマン・ブラザーズが破たんし、ニューヨークをはじめ世界の株式市場が大幅に下落した。 ニューヨーク市場の十五日の下落幅は五〇〇ドルを超え、二〇〇一年の9・11同時テロ以来の大きな下落率を記録した。これを受けて十六日の…
政党や政治家の政治資金は、党員の党費や支持者の浄財でまかなわれるのが、国民が主権者である民主主義の原則というものでしょう。ところが、総務省が十二日付の官報で公表した二〇〇七年分の政治資金収支報告書によると、自民党の政治資金では企業や団体か…
太田農水大臣が辞任した。自民党農政の二重の責任が根本問題にある。大臣の首のすげ替えだけでは問題は解決しない。 太田氏がこれまでに汚染米問題では「じたばたしない」、消費者にたいしては「やかましい」などと暴言を繰り返したこと、さらに事務所費疑惑…
いま小林多喜二の『蟹工船』――七十九年前の一九二九年に書かれた作品がブームとなっています。主要な新聞やテレビがそれに注目する特集をくみ、その注目は海外にまでおよんでいます。フランスの新聞の「ルモンド」が、「新たな貧困層がプロレタリア文学に熱…
安倍、福田と二人続けて首相が政権を投げ出す事態が起こった。「自公政権の進めてきた政治の中身が行き詰まった、自公政権は政治的な解体状況にあるということを象徴するものだ」。 今回の事態の根源には、一部の大企業の儲けのため庶民の生活を痛め続ける「…
朝から晩まで、自民党総裁選の報道ばかり。一政党の党首選をマスコミが煽り自民党へのてこ入れか? 自民党と公明党が臨時国会で新首相が選ばれたら冒頭解散するシナリオで調整に入ったと一部で報道された. 「冒頭解散」のシナリオは、新しい首相が選ばれたら…
「蟹工船」の上映会を行います。 10月19日(日) 大分県総合社会福祉会館4階ホール (40メートル道路沿い、大分商業高校斜め向かい) ①10時30分~ ②13時30分~ 料金 前売り券 大人1000円 小中高生 800円 (当日はそれぞれ200円増し…
「構造改革」の推進と改憲路線を掲げた安倍前政権が参院選で大敗し、政権を放り出した後を受けた福田首相には、国会対応の面からいっても国民の声に耳を傾けることが求められていました。しかし、福田首相の対応は、全く逆行するものでした。 福田首相がまず…
「ブームだけでは増えないだろう」。政治への不満。格差社会への怒り。保守層の変化のあらわれか」--。31日のヤフーニュースやミクシィなどで紹介された毎日新聞の記事「共産党『蟹工船』ブームで1万人新規入党」がネット上のブログや日記で話題になっ…