「ロス疑惑」報道の裏で・・・・!
ロス市警の未解決殺人事件捜査班が動いて、かつてワイドショーを中心に大騒ぎしたいわゆる「ロス疑惑」が再びメディアに登場した。
三浦和義元社長の逮捕が、今後どのような展開を見せるのかは、分からないけれど。考えてみました。「この事態で”得をするのは誰か”と。三浦元社長の”妻殺し”の共謀が立証されれば、当の捜査班の名は上がるでしょう。しかし、彼のサイパン旅行は4回目でした。その気があれば以前にも捜査は可能だったとも思えるが、「なぜ、今」なのだろうか。
折りしも、イージス艦衝突事件で、防衛省の「軍事性」が暴かれようとしていた矢先です。道路特定財源や後期高齢者医療問題などを含む予算審議の最中です。政治のひどさが、これでもか、これでもかと明らかになりつつあった時です。
そこに、突如として登場した「逮捕事件」は、「渡りに船」だったかもしれません。
思い出すのは、「サッチー、ミッチー騒動」(1999年)で「日の丸・君が代」法案があっという間に国会を通過したこと。アザラシの「タマちゃん騒動」(2003年)の陰で「有事法案」が強行採決されたことです。興味のある話題を取り上げることを否定はしませんが、メディアが「いま知らせなければ」という大事な問題を避けて通った「罪」は批判を浴びました。
今回はどうでしょうか。たしかにメディアは「疑惑再燃」に飛びつきました。多くの時間を事件報道に割き、報道のトップ項目が入れ替わったとはいえ、衝突事件や道路特定財源問題の追及は続いています。
三浦和義元社長の逮捕が、今後どのような展開を見せるのかは、分からないけれど。考えてみました。「この事態で”得をするのは誰か”と。三浦元社長の”妻殺し”の共謀が立証されれば、当の捜査班の名は上がるでしょう。しかし、彼のサイパン旅行は4回目でした。その気があれば以前にも捜査は可能だったとも思えるが、「なぜ、今」なのだろうか。
折りしも、イージス艦衝突事件で、防衛省の「軍事性」が暴かれようとしていた矢先です。道路特定財源や後期高齢者医療問題などを含む予算審議の最中です。政治のひどさが、これでもか、これでもかと明らかになりつつあった時です。
そこに、突如として登場した「逮捕事件」は、「渡りに船」だったかもしれません。
思い出すのは、「サッチー、ミッチー騒動」(1999年)で「日の丸・君が代」法案があっという間に国会を通過したこと。アザラシの「タマちゃん騒動」(2003年)の陰で「有事法案」が強行採決されたことです。興味のある話題を取り上げることを否定はしませんが、メディアが「いま知らせなければ」という大事な問題を避けて通った「罪」は批判を浴びました。
今回はどうでしょうか。たしかにメディアは「疑惑再燃」に飛びつきました。多くの時間を事件報道に割き、報道のトップ項目が入れ替わったとはいえ、衝突事件や道路特定財源問題の追及は続いています。