増えたのはパート、期間社員などの不安定な非正規雇用で123万人です。正規雇用は逆に22万人も減っています。

赤旗PRさんがリンクをわけわけしたで。
増えたのはパート、期間社員などの不安定な非正規雇用で123万人です。正規雇用は逆に22万人も減っています。

 つまり正社員を減らして、賃金が安く、いつでも解雇できる非正規雇用への置き換えが大規模にすすんだということです。「雇用維持型から労働移動支援型への転換」などと主張し、企業の利益拡大のために雇用の流動化政策をすすめた結果にほかなりません。

 日本のパートの賃金水準はヨーロッパの各国と比較して異常に低く、正規雇用の56%です(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)。ヨーロ...
ッパではスウェーデンが83・1%、デンマークが81・1%、ドイツが79・3%、フランスが74・3%などで、日本の低さが際立っています(労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2014」)。

 安倍首相が自慢する「100万人雇用増」は、雇用が良くなっているどころか、悪化しているのが実態です。国税庁の調査で、まともに働いても年収200万円以下のワーキングプアが1090万人から1120万人に約30万人増えているのもそのあらわれとみるべきです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-29/2014112906_01_1.html
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