教育基本法を誠実に実行することこそ必要だ

 安倍内閣は前国会で継続審議となった教育基本法案を今国会で成立させようとしています。全国で「いじめ」による自殺や、高校必修科目の未履修が大問題となっています。
 私の住む県内でも、学力テスト結果の学校名公表、中高一貫導入、学校選択性の実施、そして高校入試の全県一区化と、教育現場に競争原理がもちこまれようとしています。
 これらの問題点を解決するためには、教育基本法を変えることではなく、誠実に実行することこそ必要だと考えます。